本協議会は、「龍谷総合学園加盟学園大学・短大の宗教教育の実践について、協議と連携を深め、建学の精神のより一層の推進をはかること」を目的として、各大学・短大の宗教教育担当者及び教職員を対象に毎年開催されており、本年は2013(平成25)年9月2日(月)~3日(火)の2日間にわたり、「浄土真宗の“語り”」を協議会テーマとして相愛大学本町キャンパスを拠点に開催されました。
今回は、仏教・浄土真宗のみ教えを民衆に伝え弘めるため、先人たちが使用してきた「語り芸」について講演の他、落語・講談の実演を通して学ぶことからはじまり、大学における法話会や宗教をテーマにした公開講座などに対する学生や公開講座対象者を増やすための具体的な取り組み等について協議しました。それぞれの大学で宗教教育を実践する上で役立たせることのできる、新たな取り組みや問題改善へのヒントになるものを持ち帰っていただけた、意義のある協議会となりました。
各学園が掲げる“建学の精神”の具現化に向けたそれぞれの取り組みについて、新たな取り組みとその成果・課題点などを報告し合い、
【期 日】 2013(平成25)年9月2日(月)~3日(火)
【場 所】 相愛大学 本町キャンパス・シティプラザ大阪
【参加者】 20名 ※対象:大学・短大宗教教育担当者及び教職員
【講演等】
<基調講演①>
講師:釈 徹宗 先生(相愛大学教授、宗教部長)
講題:「宗教性が生み出す“語り”」
【講談:旭堂南海氏「親鸞聖人御一代記」】
【落語:桂梅團治氏「宗論」】
<基調講演②>
講師:直林 不退 先生(相愛大学教授)
講題:「物語の奥にあるもの・布教としての節談の眼目」