宗門の基幹運動である同朋運動を基盤に、本願寺派関係学校における同和教育の現状と課題について研究討議するため毎年開催しております。
本年度は、「部落解放運動」を研究の主要テーマとし、部落解放運動の原点のひとつである全国水平社の発祥の地 奈良県御所市柏原を訪れ、水平社の歴史や結 成の中核を担った柏原の人々とその背景について学びました。
また、本願寺では50年に一度のご勝縁である親鸞聖人750回大遠忌を迎えておりますことから、参加者は全員大遠忌法要に参拝されました。
【期 日】2011(平成23)年6月16日(木)~18日(土)
【参加者】50人 ※対象:龍谷総合学園加盟校 教職員
【会 場】本願寺・ホテル日航奈良・奈良ロイヤルホテル
【開催テーマ】本願寺派関係学校における同和教育—同朋運動と同和教育のあり方—
【フィールドワーク】
◆般若寺(奈良市般若寺町221)
◆北山十八間戸(奈良市川上町454)
◆水平社博物館(奈良県御所市柏原235-2)
◆「人権のふるさと」(奈良県御所市柏原)
西光寺、共同浴場跡、水平社創立事務所跡、記念碑、燕神社等
【講演】
基幹運動講演 坂原英見 先生(浄土真宗本願寺派中央基幹運動推進相談員)
記念講演 清原隆宣 先生(奈良教区・葛上組・西光寺 衆徒)