1963(昭和38)年に制定された宗祖降誕奉讃法要は、讃歌衆の合唱やオルガンの響きが特徴となっており、声明や雅楽による伝統的な法要とはまた別の、独特な雰囲気に御堂が包まれます。
本年は龍谷総合学園加盟高校より83名の高校生による讃歌衆を結成しました。
指導者を招き、1泊2日の短い期間で、出会ったばかりの学生たちが翌日の法要に向けて、各校で練習してきた歌声を1つにしていきます。本番、広い御堂に学生たちの歌声が響き渡るのは圧巻です。また、龍谷総合学園加盟校の生徒、中央仏教学院生徒ら約1,300名がこの法要に参拝し、ともにお念仏の有り難さに改めて気付かされた法要となりました。
【期 日】2016(平成28)年5月20日(金)・21日(土)1泊2日
【会 場】本願寺・聞法会館
【指導者】指揮者:田末 勝志(相愛大学講師)
伴奏者:西村 祐利子(「響流オルガニスト」)
作法指導:浄土真宗本願寺派総合研究所仏教音楽・儀礼研究室 研究員
【讃歌衆】98名 (龍谷総合学園加盟校高校生)
【参拝校】約1,300名(双葉中学校、北陸高等学校、龍谷大学、龍谷大学付属平安高等学校、京都女子高等学校、相愛高等学校、神戸龍谷高等学校、中央仏教学院)