本山前にある仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」では、企画展「ほとけと神々大集合 ―岡山・宗教美術の名宝―」が開催されています。
岡山県内の寺社に伝わる曼荼羅や仏像など、豊かな宗教文化を育んできた、かつての「吉備国」の貴重な文化財が展示されています。
それに合わせ、龍谷総合学園加盟の岡山龍谷高等学校(岡山県笠岡市)の生徒たちが、展示品を所蔵する地元寺社の紹介ポスターを作成、
館内にパネル展示されています。
生徒たちは夏休み期間ににグループに分かれて寺社を訪れ、住職や宮司などに取材を行いました。
地元といえどもそのほとんどが初めての参拝となった生徒たちは、自分たちが感じた驚きや感動を1人でも多くの人に味わってもらおうと、
写真や文字などのレイアウトを何度も再考して完成させました。
開基や創建、アクセス方法といった寺社の基本情報はもちろんのこと、近くの観光スポットやうどん屋さんなどのグルメ情報まで
幅広く紹介されています。
瑞々しい感性で彩られた高校生たちのパネル展示を、同ミュージアムの企画展とともに、ぜひ一度ご観覧ください。