食前のことば
- 「合掌」[皆で手を合わせる]
- 「多くのいのちと、みなさまのおかげにより、このごちそうをめぐまれました。」
- 「深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。」
食後のことば
- 「合掌」[皆で手を合わせる]
- 「尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝(ごおんほうしゃ)につとめます。」
- 「おかげで、ごちそうさまでした。」
「食事」をいただく時に、わたしたちは何を思い、どのような思いをいだいているのでしょうか。
「食」 それは「多くのいのち」をいただいています。
「食」 そこには「みなさまのおかげ」がありました。
「食」 仏さまの「ご恩」を深く喜ぶことができます。
「食」「慚愧」と「歓喜」の心でもって「仏恩報謝」につとめてまいりましょう。
とうと食事の際に一人ひとりが「ご恩」を味わえるように、新「食事のことば」ができました。
従来から親しんでこられた方も、いままであまり口にされてこなかった方も、この新「食事のことば」を自ら声に出して、深く尊い「ご恩」を喜ばせていただきましょう。
食前のことば解説
わたしたちは、食べ物をいただくことで、毎日を過ごしています。
この食事には多くのいのちをいただいています。またこの食事がわたしの口に届くまでには、多くの方のご苦労もありました。
阿弥陀さまは、わたしたちが、多くのいのちと、みなさまのおかげによって、初めて生きることができているのだと、明らかにしてくださいました。
このご恩を思い、お食事を大切にいただきましょう。
食後のことば解説
お食事をいただいたわたしたちは、尊いおめぐみをいただきました。多くのいのちと食事を用意してくださった方々のご苦労を思い、そのおかげでいのちをいただいています。
いまここにいのちあるわたしを、必ず救うと願い、支えてくださっているのが阿弥陀さまです。このご恩を思い、阿弥陀さまの願いに応えようと、精一杯に生きていきましょう。