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※新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的に休止
2019(令和元)年度
2019(令和元)年8月21日~23日、龍谷総合学園の新規プロジェクト「仏教×SDGs ~まごころある国際人の育成~」の夏期交流学習 2019が、龍谷大学の深草学舎(京都市伏見区)を主会場に開催され、加盟高等学校21校から42名(1チーム2名)の高校生が参加しました。
「仏教×SDGs」は、仏教およびSDGsについて深く理解し、宗門校に学ぶ私たちにできることを行動として実現することで、「誰一人取り残さない」というSDGsの目標達成に向かって行動する『まごころある国際人』の育成を目的としたものです。
プロジェクトは下記の5つのステージで構成され、全国から集まった高校生たちは夏期交流学習として①~③に取り組みました。
①仏教およびSDGsに対する理解を深める
②「誰一人取り残さない社会」の実現に向け、生徒たちが今できる事を考える
③同年代の様々なアイデアと触れ合い刺激を受けるとともに、協働の可能性を検討しながら、
内容をブラッシュアップし、「アクション宣言」を行う
④各校に持ち帰りアクションを行う
⑤取り組みを社会へ発信し、さらなる広がりをめざす
また、日程中は龍谷大学・京都女子大学・相愛大学の学生10名がファシリテーターとして生徒たちのサポートを行ったほか、「全国高校生マイプロジェクト実行委員会」「龍谷大学 高大連携推進室」の協力のもと運営されました。
8月21日(水) 【Day1】
◆開会式
龍谷大学 深草学舎 顕真館にて開会式を執り行いました。
◆オリエンテーション
本プロジェクトの後援である「国連広報センター」の根本かおる所長より届いたビデオメッセージを視聴したほか、3日間通しての心構えである「3つのルール」を全体で共有しました。
・他人の発言をさえぎらず、最後まできちんと聞く
・どのような意見であっても、間違いだと決めつけない
・孤立しているチーム(人)がいた場合は積極的に声をかける
◆SDGsカードゲーム①
金沢工業大学が開発したSDGsカードゲーム「X(クロス)」を使ってアイスブレイク。イノベーティブなアイデアの創出方法について学びを深めました。
◆提案発表
各チーム5分間で自分たちの提案をプレゼンテーション。それぞれの発表に対して「良かった点」を全員が付箋に記入して貼っていきました。
◆提案整理宿舎の聞法会館(京都市下京区)に移動。自分のチームだけでなく、他のチームに寄せられた付箋まで1枚1枚チェックしていきながら、それらをヒントにして提案のブラッシュアップを行いました。
◆引率教員交流会①
同時進行で引率教員の先生方による交流会が開催されました。
8月22日(木)【Day2】
◆SDGsカードゲーム②
「2030 SDGs 公認ファシリテーター」である崇徳中学校・高等学校の花野木教諭にご協力をいただき、生徒と引率教員合同でカードゲームにチャレンジしました。手持ちのカードや、刻々と推移していく「経済」「環境」「社会」の世界の状況メーターに悪戦苦闘しながらも、SDGsの奥深さと意義深さを体感しました。
◆交流によるブラッシュアップ
他校チームとの協働の可能性を検討するため、交流を通して提案のブラッシュアップを行いました。会場となった深草学舎の和顔館の各教室には、講師陣が控える「助言の館」、協働チームを募集するためのメッセージボードが用意された「仲間探しの館」、リラックスしながら交流するための「お菓子の館」など、ゲーム性のあるネーミングが施され、生徒たちの活発な交流を促しました。
◆引率教員交流会②
同時進行で引率教員の先生方による交流会が開催され、「総合的な探究の時間(総合探究)」の実施状況などについて意見交換が行われました。
8月23日(金)【Day3】
◆アクション宣言
夏期交流学習の総まとめとして、協働するチーム合同によるアクション宣言を行いました。最多で8校が賛同するアクション宣言も生まれました。
各チームのアクション宣言はコチラ ⇒ アクション宣言 (PDF)