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学園トピックス
龍谷総合学園加盟校の活動を紹介します。


 

2018年9月22日「龍谷ミュージアム秋季特別展」


 龍谷大学龍谷ミュージアムは9月22日から11月25日まで、秋季特別展として「水木しげる 魂の漫画展」を開催する。昨年の秋季特別展で水木さんの原画を展示したことが縁となり今回、開催されることになった。全国各地で「水木しげる 魂の漫画展」は行われているが、同ミュージアムの展示では特別に仏教世界にまつわる直筆原画「常世国」「往生要集の地獄」「八大地獄の光景」「決死の渡海 補陀落浄土」などが出展される。そこで、漫画展の見所を同ミュージアムの学芸員の村松加奈子さんに執筆いただいた。

⇒ 詳しくは、こちら

 

(本願寺新報 9月20日号より転載)
 

2018年9月20日「原田 真哉」〜ボランティアに参加した龍谷大大学院生〜


 広島県坂町でボランティア活動を行った宗門校・龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生。平成30年7月豪雨被災地へは2度目の訪問。7月末には岡山県倉敷市真備町で水没した民家の1階から泥水に浸かった家具類を運び出した。
 昨年、東日本大震災の被災地を訪れた際に地元の人から「6年経って(来ても)遅いよ」と言われたことが忘れられない。「もうそういうことがないように」と固く心に誓い、西日本の被災地に駆けつけた。
 広島市東区・法明寺の住職後継者。僧侶としての活動の可能性を広げたいと同科に入学、臨床宗教師の資格取得を目指す。「傾聴とは継承」。鍋島直樹科長から教わったこの言葉がボランティアの根幹だ。「被災者の方々から聞かせていただいたお話を研究科の仲間や周りの人たちに伝え継承していき、今後、活動の輪が広がれば」と願う。24歳。

(本願寺新報 9月20日号より転載)
 

2018年8月27・28日「門徒宅の復旧に汗」〜西日本豪雨〜


龍大実践真宗学大学院生ら 呉市、坂町で

 宗門校・龍谷大学大学院実践真宗学研究科の鍋島直樹教授と大学院生有志らが8月27、28日、安芸教区災害ボランティアセンターを通して「平成30年7月豪雨」の被災地、広島県呉市や坂町でボランティアを行った。
  28日に大学院生有志代表の原田真哉さん(3年)ら6人が向かったのは、坂町小屋浦地区の西昭寺(河野法誓住職)に近接した、千葉県在住の中本隆弘さん(71)が所有する木造平屋建ての元自宅。災害当時は無住で、会社を退職した中本さんが2、3カ月に1度帰郷し、家屋のメンテナンスを行っていた。
 2度にわたるボランティアの活動で庭や床上浸水した離れの土砂は大方取り除かれていたが、倒壊したブロック塀の礎石は手付かずのまま土砂に埋もれていた。再び土砂が流れ込まないように新たな塀を再建しようと考えている中本さんにとって「これらの石の撤去が一番気がかり」だった。
 午前10時前に中本さん宅に到着した原田さんらは早速スコップやバールを手に土砂に埋もれていた礎石を丁寧に掘り起こし、重さ30㌔以上はありそうな大きな石などは2人がかりで慎重に持ち上げ一輪車に乗せて運び出した(写真)。この日の広島地域の最高気温は32度。10分も作業をすると全身汗まみれになったが、大学院生らは精力的に活動を続けてすべての石を片付け、この後、隣の門徒宅の床下にたまった泥出しも行った。
 作業を見守っていた中本さんは「一つ肩の荷が下りました。長期戦を覚悟していたのですが、さすがに若い人たちはパワーがありますね。感謝の一言に尽きます」と喜んだ。
 副代表の宗本尚瑛さん(2年)は「若い私たちが行動していく必要があると実感した。少しでも被災した方々のお役に立てるなら、今後もボランティアを続けていきたい」と思いを新たにしていた。
 9月に入り大学の夏休みが終了したことなどでボランティアの数が減少している。同センターの齋藤英明センター長は「本願寺派のボランティアは今後も継続していく。センターの宿泊施設(宿泊無料)を利用いただき、1人でも多くの方々にボランティアに参加していただきたい」と話した。

(本願寺新報 9月20日号より転載)
 

2018年8月25・26日「九州で保育研修大会」〜敬愛小中高生が舞楽〜


 第45回九州地区保育研修北豊大会(村上順滋実行委員長)が8月25 、26日に北九州市で開かれ、保育関係者358人が参加した。
 講演の講師は、深夜の繁華街で若者たちとふれあうことを通して非行防止と更生に取り組んでいる水谷修さん。「あした、笑顔になあれ…夜回り先生、いのちの授業」と題し、「子どもは受けたやさしさが多いほど、非行や犯罪、心の病から遠ざかります。園児に優しい言葉をかけ、良いところを褒めてやってください。それが一生を生きる力になります」と話した。 
 またオープニングでは舞楽「迦陵頻」が、宗門校・敬愛小学校舞楽部児童の舞と同敬愛中学・高校宗教研究部生徒の雅楽演奏で披露された。背中に美しい羽を付け、両手の銅拍子を打ち合わせながらの優雅な音色と舞に、参加者は見入っていた。

(本願寺新報 9月20日号より転載)
 

2018年8月24〜26日「仏教を体験的に学ぶ」


武蔵野大の学生が本山で「フィールド・スタディーズ」

 宗門校・武蔵野大学(西本照真学長、東京都江東区)の1年生80人が2班に分かれて8月24日から3日間ずつ本願寺を訪れ、仏教の思想や儀礼作法などを学んだ。
 1年生対象の必修科目として国内外約90プログラムに分かれ実施する学外学修「フィールド・スタディーズ」の一環。仏教のプログラムを選択した学生らは、本願寺の歴史や文化に触れるとともに、法話の聴聞やグループディスカッションを通して体験的な学びを深めた。
 初日は、本願寺派総合研究所の芝原弘記研究員が浄土真宗の儀礼や作法をテーマに講義。実際に焼香を行った学生たちは「作法という響きに難しいイメージを抱いていたけど、次からはできそう」と笑顔を見せていた。最終日は、本山に隣接する龍谷大学大宮学舎で同大実践真宗学研究科の大学院生を交えてグループディスカッション。ある学生は「ここや大学で学んだ仏教の歴史や作法が、日常生活とどう結びつくのか」と質問。大学院生は「仏教は自分自身を見つめなおすきっかけになり、食べ物やいのちに対する感謝の気持ちを教えてくれる」と伝えていた。このほか、朝じょう参拝や書院拝観、念珠作りなどを体験した。
 日程の最後に学生一人一人が学修の感想を発表。三浦洋子さん(看護学科1年)は「明日があることが当たり前だと思っていたけれど、朝を迎えることがどれだけ幸せなことかと振り返るきっかけをもらった。看護師を目指す私にとって、いのちに対してどう考えていくべきかを教えてくれる貴重な時間だった」と語った。
 学生らはこの後、大学でグループごとに学修の成果をまとめ、9月下旬に発表会を開く。

(本願寺新報 9月20日号より転載)
 

2018年8月21〜23日「高校生が成長目指し、学び深める」
〜宗門校で組織する龍谷総合学園〜


課題を自ら考え、研究・発表
龍谷総合学園が高大連携教育プログラム RAP2018

 宗門校で組織する龍谷総合学園が10年前から毎年行い今年で最後となる高大連携教育プログラム「龍谷アドバンスト・プロジェクト(RAP)2018」が、8月21日から3日間京都市内にある龍谷大学と京都女子大学を会場に行われた。今年は宗門校の21高校100グループの中から選ばれた27グループ83人が参加し、交流学習に励んだ。
 同プログラムは大学のゼミのように、宗門校の高校生が研究のテーマ設定から成果の発表までを自ら行い、主体的な学習を体験することでさまざまな面での成長を目指す。参加グループは、事前に▽仏教部門=「見方を変えれば『世界が変わる』」▽法学部門=「法的に考える」▽経営部門=「プロモーション戦略を考えよう」の中から1つを選択。研修会では選択した部門のテーマに沿って自らが研究テーマを設け、研究・発表を行った。龍谷大学、京都女子大学、武蔵野大学の学生たちが研究をサポートした。
 経営部門では、「日本の音楽を守りたい」と題し研究・発表を行った、福岡・筑紫女学園高校2年の古瀬悠希さんと佐藤亜樹さんのグループが最優秀賞に輝いた。
 2人は、所属する宗教部が部員減少で存続の危機にあることから、部員獲得のためのプロモーション戦略を発表。全国的にも珍しい〝雅楽が演奏できる〟部分にスポットを当て、「実際に雅楽経験のある僧侶の先生から教えてもらえる」「学校では仏教行事がたくさんあり、披露する機会も多く、やりがいや達成感がある」などとアピール。また、部員募集の呼び込み方法や作製したチラシの効果性などを発表した。
 仏教部門では「偏見のない社会へ」と題して、LGBTを取り巻く日本の現状について一人一人が平等に生きていくためには何ができるかを発表した福井・北陸高校が最優秀賞。法学部門では、実際の訴訟を例に賛成派と反対派に分かれて本当に夫婦は同姓でなければいけないのかを検証した東京・武蔵野女子学院高校が最優秀賞を受賞した。
 龍谷総合学園理事長の入澤崇龍谷大学学長は「このプログラムは今回でいったん区切りとするが、今後は新たに、より充実した長期的人材育成プログラムを進めていけたら」と今後の展望について話した。

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途上国と先進国の違いから〝豊かさ〟学ぶ
宗教教育研修会25校の2年生92人が集い研鑽

 宗門関係高校25校(ハワイ・PBA含む)から2年生数人ずつが本山に集い、互いに研鑽し、親睦を深める「宗教教育研修会」が、8月3日から3日間行われ、92人が参加した。
 開会式は御影堂で行われ、ご門主がお言葉を述べられた。
 研修では、西九州大学教授の横尾美智代さんが「ネパールの豊かさ・日本の豊かさ」と題して基調講演。横尾さんは、在日ネパール人女性のレヌカさんが、ネパールと日本での生活を経験して感じた途上国と先進国の違いを人々に学んでもらうために作った「レヌカの学び」というカードゲームを通して、両国の豊かさの違いについて語った。最終日には基調講演を受け、6班に分かれて「豊かさとは何か」についてさまざまな視点で発表を行った。
 参加した岐阜聖徳学園高校の華井理椰さんは「講演を聞いて発展途上国のイメージが変わった。不便なところは隣人や村全体で助け合うという精神の豊かさなど、学ぶべきところがたくさんあった」と話した。
 また同期間、宗門校の教員らが学びを深める宗教教育研究会が京都市内のホテルで開かれた。本願寺派総合研究所の丘山願海所長らの講義や浄土真宗の作法の学習、授業実習など、宗門校の教員としての学びを深めた。

(本願寺新報 9月10日号より転載)
 

2018年8月21〜23日「RAPに参加した北陸高校3年生」〜仏教を通して「偏見」考える〜


 龍谷アドバンスト・プロジェクト(RAP)に参加した福井・北陸高校3年のベロワ・マリヤさん、達山未帆さん、奥田深優さん。仏教部門で「偏見のない社会へ」と題して性差別やLGBTをテーマに発表、同部門の最優秀賞を受賞した。
 きっかけは、同性同士で手をつなぐ人を見た友人の「女子ならわかるけど男子はちょっと…」という発言。身近にある男女の差別に疑問を感じ、偏見や差別のない社会を目指すにはどうすべきかを、経典に説かれる「平等」に関する教えをヒントに考えた。
 ベロワさんは「私たちは知らないうちに男女で差別したり、テストの点数や容姿などで人と比べてしまっているけど、仏教は性別や育った環境、生き方がそれぞれ違うからこそ個性はその人の魅力にもなることを教えてくれる」と語った。

(本願寺新報 9月10日号より転載)
 

2018年8月20〜24日「農業を実体験、感じる人の温もり」〜宗派×龍谷大〜


過疎対策 「お寺ステイ」で地域・寺おこし事業を支援


 宗派は過疎地域寺院による「地域・寺おこし事業」を支援するため、今年度から宗門校・龍谷大学と共に「お寺ステイ」を始めた。宗門総合振興計画「宗門の基盤づくり」の一環。お寺を宿坊として利用し、門信徒や地域住民とともに農業や林業を体験することで、地域の人との交流をはかり、新たな寺院の振興を目指そうという試み。農学部の学生7人が8月20日から5日間、広島県北広島町の淨謙寺(淨謙彰文住職)に宿泊し、地域住民や企業の協力を得て、農業を学んだ。

 同町にあるベーカリーチェーン・アンデルセングループの農場「アンデルセンファーム」は、3・4㌶のリンゴ園とブドウ園が広がる。学生たちは森本哲司農場長の案内で、多彩な品種の性質や栽培方法などを学び、収穫も行った。
 同農園では「世界一おいしいアップルパイを」と菓子に適したリンゴも育成しており、学生たちは手間ひまがかかる育成の苦労話に熱心に聞き入った。また地域の人から指導を受けながら、昨年定植した木に黒い防草シートを張りつける作業に汗を流した。
 農園での作業体験を終えた学生たちに森本さんは、「決して思い通りにならない自然と向き合う中で、やっと収穫した自然の恵みへの感謝の気持ちを忘れずに」と伝えた。学生たちは「大学では教わらないことばかり。いろんな発見や気づきがあった」「ただ作業を手伝うだけでなく、常に考えながら取り組んでいくのが面白い」と口をそろえた。
 このほかブルーベリー農家の見学、トマトやケールの収穫、鶏卵が消費者に届くまでの作業補助などを実体験した。
 宿泊した淨謙寺では、お寺の雰囲気を味わった。毎朝6時に本堂でおつとめし、境内の掃除や朝食の準備をした。また最終日は実習先の人々や同寺門徒総代などが集まり、地元野菜を使ったイタリアン精進料理で懇親会を行った。
 農業系の高校を卒業した市川愛実さん(1年)は「長年農業に携わる人が試行錯誤しながらやっておられる姿に、農業はマニュアル通りにいかないことがわかった。お寺には厳粛なイメージがあったが、みんな親切で、いろんな人が出入りしている様子に、気軽に入っていい、関わっていいところなんだと温かさを感じた」と感想を語った。
 全日程のコーディネート役を務めた同寺衆徒の淨謙恵照さん(28)は「芸北で農業などに挑んでいる人の生活に触れてもらうことで、さまざまな生き方があることを知ってほしかった。将来のヒントになればうれしい」と話した。

(本願寺新報 9月20日号より転載)
 

2018年8月20日「田口 奈美」〜児念スタッフを務めた「ゲームのおねえさん」〜


 学生スタッフとして夏の児童念仏奉仕団を支えた宗門校・龍谷大学4年生。日曜学校で子ども会活動を行う宗教教育部の経験を生かし、スタッフを代表してゲームを行うなど児念を盛り上げた。
 「今年で2回目のスタッフ。子どもたちが笑顔になることを考えるのが大好きで、参加した回のすべてでゲームをさせてもらった。自分の考えたゲームで子どもたちが『楽しかった』と笑顔で言ってくれて本当にうれしかった」とほほえむ。
 「児念に参加する子どもたちは、初対面なのに『友達になろう』『おねえさんともっと遊びたい』と、自分が思った気持ちを無邪気な笑顔でそのまま相手に伝えてくれる。私にとって児念は、子どもたちが笑顔になるだけではなく、その笑顔に私たち大人が大切なことを教わる場所」と〝笑顔〟で語った。
 広島県福山市・光照寺門徒。22歳。

(本願寺新報 8月20日号より転載)
 

2018年8月11日「春夏100勝達成」〜龍谷大平安高 硬式野球部〜


 宗門校・龍谷大学付属平安高校(京都市下京区)の硬式野球部が第1 0 0 回全国高校野球選手権記念大会(8月5日〜21日・阪神甲子園球場)に出場。11日に行われた1回戦・鳥取城北高校戦で勝利(3対2)し、甲子園通算1 0 0勝を達成した。
 2対2の同点で迎えた9回裏。2アウト走者なしから水谷祥平選手(2年)が四球で出塁、連続盗塁で三塁まで進むと、安井大貴選手(3年)がフルカウントから三塁手の頭上を越えるタイムリーヒットを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを飾った。
 試合後、応援席前に駆け寄ったナインを原田英彦監督が「おまえたち、最高だぜ〜!」と大声でねぎらうと、スタンドの大応援団からも大きな歓声が沸き起こった。50年来の平安ファンという京都市左京区の平山満寿さん(7 6 )は「記念の1 0 0 勝目を甲子園で見届けたいと応援に来た。これまで、勝った喜びも負けた悔しさも味わわせてもらったが、今日は格別にうれしい」と声を弾ませていた。
 同部は2回戦も勝利して通算勝利を「1 0 1 」に積み上げたが、3回戦で東京・日本大学第三高校に3対4で惜敗した。松田憲之朗主将(3年)は大会後、「先輩方が積み重ねてこられた歴史があっての100勝。100回大会での達成は平安にしかできないチャンスだったので、『ご縁』を感じた」と話した。
 同部は1908年創部。甲子園初勝利は初出場した第13回選手権大会(1927年)の台北商戦。春夏出場74回は全国最多。夏61勝(優勝3回)、春40勝(同1回)で、通算勝利数は全国2位。

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(本願寺新報 9月1日号より転載)
 

2018年8月11日「川北 龍大朗・金谷 悠斗」〜龍谷大平安高の生徒会正副会長〜


 宗門校・龍谷大学付属平安高校の生徒会会長を務める川北さんと副会長の金谷さん(ともに2年生)。野球部が通算1 0 0 勝を飾った甲子園では、全校生徒やファンで埋まったアルプススタンドに向かって応援用のプラカードを高々と掲げ、グラウンドの選手たちの背中を力強く後押しした。
 プラカードはベンチ入りメンバー18人分の名前カードや応援曲名を書いたカードなど36枚。大会前に生徒会委員23人が集まり、3日間かけて新調した。金谷さんは「遠くの人にもわかるように文字を大きく見せることを心がけた」とカードの出来に笑顔。川北さんは「同じ学校の仲間たちの活躍はとても誇らしく、応援にも自然と力が入った。私たちの応援が少しでも選手たちの力になったならとてもうれしい」と、選手と共に熱い夏を満喫していた。

(本願寺新報 9月1日号より転載)
 

2018年8月5日「漫画日本一をかけて」〜高岡龍谷高 美術部〜


 〝まんが甲子園〟の愛称で親しまれる「第27回全国高校漫画選手権大会」の決勝が8月5日、高知市で開かれ、宗門校・高岡龍谷高校(富山県高岡市)の美術部が「高知県市町村振興協会賞」に輝いた。
 海外29校を含む301校から漫画を愛する〝高校ペン児〟が参加。6月の予選から一次競技と敗者復活戦を経て、2 1 校が進んだ決勝では、「永久機関」をテーマに各チーム1枚の漫画を仕上げる課題が与えられた。高岡龍谷高は3年生の小林希々果さん、藤井あすかさん、2年生の大道美友さん、末本麻衣さん、盛田若菜さんの5人が、制限時間5時間半を目いっぱい使い、仲間と相談しながら筆を走らせた。

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 出来あがった作品は、公園の滑り台で遊ぶ兄弟の様子を3コマ漫画にしたもの。滑り台から降りてきた弟が「もう1回戻して! 1コマ目に」とコマを永遠にループさせることで「永久機関」を表現。参加11回で決勝は4回、2度目の入賞を果たした生徒たちは「5人で1つの作品を作った時間はかけがえのないもの、受賞は出場できなかった美術部の仲間や家族の支えのおかげ」。顧問の藤村政徳教諭(42)は「普段の制作活動は個人で取り組むことが多いので、この舞台は仲間とともに時間を過ごし協力し合うことの大切さを感じる貴重な機会。ここでの学びを忘れないでほしい」と話した。
 同大会は新人漫画家の発掘・育成を目的に大手出版社とスカウトプラグラムを締結。同校からは盛田さんがプロの編集者から指名を受け、仲間と喜びを分かち合っていた。

(本願寺新報 9月1日号より転載)
 

2018年8月1日「カラフルお野菜そうめんレシピ」〜相愛大学人間発達学部〜


暑い夏を元気に乗り切る
カラフルお野菜そうめんレシピ


 暑い夏にはやっぱりそうめんですね。シンプルに汁でいただくのもおいしいですが、炭水化物ばかりで栄養が偏りがち。そこで宗門校・相愛大学(大阪市住之江区)の人間発達学部発達栄養学科の杉山文講師の指導のもと、学生たちがそうめんの魅力を引き出す栄養たっぷりのアイデアレシピを考えてくれました。ぜひお試しください!

- 相愛大学人間発達学部発達栄養学科 -

 私たち発達栄養学科では、地域に貢献できる管理栄養士の養成を目的として、多様な「実践的教育」を展開しています。大阪の企業や地域と密着した食育活動、お弁当やスイーツなどの商品開発プロジェクトなど、情報を社会に発信するアクティブ・ラーニング(能動的学修)に取り組んでいます。また、産官学の幅広い連携による地域連携事業を行い、実践力やコミュニケーション力の向上を図っています。

⇒ カラフルお野菜そうめんレシピへ


(本願寺新報 8月1日号より転載)
 

2018年7月31日「支えのおかげ」〜宗門校の生徒が夏の全国大会各競技で活躍〜



 中学生と高校生の「全国ダンスドリル選手権大会」が7月3 1 日から8月2日まで大阪市内のアリーナで開かれ、宗門校の龍谷大学付属平安中・高校(京都市下京区)のチアダンス部(写真)が、中学の部、高校の部でともに団体総合優勝に輝いた。
 中・高ともにエントリーしたのは、動きの美しさと統制のとれたフォーメーションを競う「ソングリーダー部門」。ここで優勝し、その演技の得点が全部門を通じて最高を記録して団体総合優勝となった。高校は初、中学は2連覇。千原優衣さん(高2)は「チームメートや先生が支えてくれたおかげで結果を残せた。これからもみんなで課題を乗り越えて連覇を目指したい」と話した。
 また、柴田華さん(中2)が中学個人の部で優勝した。

 平成30年度全国高校総合体育大会(インターハイ)が7月26日から8月20日まで三重県など5県で開かれ、陸上男子5000㍍競歩で龍谷富山高校3年・柳橋和輝さんが優勝するなど宗門校の生徒が活躍した。
 柳橋さんは「インターハイは初出場で全国のレベルに圧倒されそうになったが、練習を信じてやりきろうと臨んだ。序盤はスローペースで最後にスピード勝負という望み通りのレース展開になり、トラックでの自己ベストが出せた。優勝は日頃から指導してくださる先生のおかげ」と喜びを語った。
 宗門校の3位までの成績は次の通り(○内は順位)。
【陸上】男子5000㍍競歩①柳橋和輝さん、女子400㍍ハードル②青木穂花さん(福岡・筑紫女学園高2年)
【柔道】男子100㌔級②八木郁実さん(広島・崇徳高3年)、同100㌔超級②松岡大輝さん(同3年)、女子52㌔級①藤本彩月さん(福岡・敬愛高3年)、同70㌔級③多田純菜さん(同3年)、同78㌔級③丸山みかのさん(同1年)、女子団体②敬愛高
【ボクシング】ライトフライ級③保坂瑞紀さん(崇徳高2年)、フライ級①梶原嵐さん(同1年)、ウェルター級②黒田丈二朗さん(同1年)
【バレーボール女子】③大分・東九州龍谷高
【ソフトボール女子】①兵庫大附属須磨ノ浦高

(本願寺新報 9月10日号より転載)
 

2018年7月31日「柴田 華」〜ダンス全国大会で団体・個人3冠を達成〜


 龍谷大学付属平安中学2年。全国中学ダンスドリル選手権大会・個人の部「ミスティーンダンスドリル部門」で優勝、団体の部門、総合と合わせて3冠に輝いた。「3年生も出場する個人戦でまさか優勝できるとは。大会までは思い通りの演技ができず悩んだり泣いたりしたこともあったけど、家族も練習につきあってくれた。私の力だけじゃ優勝は絶対できなかった」と、ひと夏を振り返る。
 双子の姉・桜さんもチームメート。幼い頃から一緒に踊ってきた。「ダンスの魅力は体全体で自分らしさと感情を表現できるところ。同じ振り付けの演技でも、人それぞれ違った表現になるのもおもしろい」と笑顔を見せる。そんな華さんをチームメートは「普段はおとなしいのに、舞台に立つと人が変わったように表情豊かに踊り出す」と評す。
 さらなる飛躍が楽しみな14歳だ。

(本願寺新報 9月10日号より転載)
 

2018年7月20日「夏井 いつき」


私の仕事は〝俳句の種まき〟

 「才能あり!」「凡人!」テレビの人気バラエティー番組で有名人が作った俳句を容赦なく批評する姿がお茶の間で人気を博し、昨今の俳句ブームの火付け役となった。
 「俳句のある人生ってすばらしい。季語を知ると世界や人生の見え方が変わる。嫌なことがあってもそれを俳句の種にできれば、どんどん客観的に物事を見ることができるようになり、自分も周りも変わっていく。つらい時には寄り添ってくれる。このように良い循環になるよう多くの人に〝俳句の種をまく〟のが私の仕事」と魅力を語る。
 「大抵の人が『私には教養も語彙力も感性もないから』と敬遠してしまう。そんな人たちに俳句の作り方を知ってもらい、詠んでもらうために句会ライブやバラエティー番組に進んで出演している。番組で正直に『才能なし!』と評価したある有名人の方が今では〝名人〟になった。一生懸命努力されたのでしょう。その姿が視聴者の心に残り、『私でもできるかも』と俳句を詠み始める。時間をかけて『俳句の種』が芽吹いた瞬間ですね」とうれしそうに話す。
 宗門校・京都女子大学の卒業生。「バレー部のキャプテンを務めていたので、講義よりも部活に明け暮れて…」と笑いつつも、「仏教のお話を聞くととても懐かしく感じる。西本願寺さん以外の宗派からもよく講演の依頼を受けるが、京女で仏教を学んだおかげで宗教に対して先入観を持たずにいられたのかもしれない」と振り返る。
 「皆さんと俳句とのご縁を作っていくのは、どこか布教活動に似ている気がする。なかなか芽吹かないけど、根気よく丁寧に活動を続けることが大切」と語った。

(本願寺新報 7月20日号より転載)