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2010年10月12月

スポーツ
 

2014年10月1日「3人の崇徳魂!」

 宗門校の広島市西区・崇徳高校の生徒3人が大活躍。
 8月のインターハイで優勝したのは柔道男子1 0 0 ㌔超級の香川大吾さん(3年)とボクシングウェルター級の原田直樹さん(2年)。
 香川さん(写真右)は決勝でライバルの田中源大さん(山口代表)と対戦。開始47秒、相手の大外刈りを呼び込んでの払い腰が決まり一本勝ち。初の日本一となった。6試合オール1本勝ちの香川さんは「昨年の全日本選手権に史上最年少で出場したが3回戦で破れた。あの悔しさをバネに優勝だけを考えて練習を重ねた。やってきたことが出し切れた」と満面の笑み。広島市安佐北区の自宅が8月の大雨災害で床下浸水した。「自宅横が川で、夜中の3時に家族で祖母の家に避難した。後片付けに幼なじみが駆けつけてくれ、心身共に助けられた。自分が活躍することで地元の人が元気になってもらえればうれしい」と優しい笑みを浮かべた。同区・勝圓寺門徒。
 原田さん(同中央)は、昨年の東京国体、春季インターハイに続いての3連覇。決勝戦は対戦相手の押川幸輝さん(宮崎代表)も一歩も引かない互角の展開。しっかり相手を見てチャンスを伺いながら、粘りのボクシングで細かなパンチを合わせて応戦、判定勝ちした。「目標はオリンピック。世界一を目指したい」と語った。
 また、世界で活躍するのが清胤慶英さん(2年、同左)。ルクセンブルクで行われたフェンシングのジュニアワールドカップ男子エペ部に出場。30カ国から選りすぐりの選手が出場するとあり、大会を前にした9月9日には「予選を勝ち上がり、決勝トーナメントで1勝はしたい」と話した。小学生の頃から、フェンシングの国体選手だった父・弘英さん(広島県安芸太田町・正覚寺住職)に習って始めた。「父に習いたいと申し出た時は、競技の厳しさや県内に練習場所がないことから反対された。それでもしたいと言って教えてもらった。崇徳中での3年間は市内の教室に通ったが、高校では学校にお願いして、希望者を募り同好会を結成し、教室で練習をしている。今回の世界大会出場の実績もあり、部への昇格を検討してもらっている。後に続く後輩がいてくれるとうれしい」と話していた。
(本願寺新報 10月01日号より転載)

行事
 

2014年10月20日「山野 莉花」〜東北でボランティア研修を行った筑女大生〜

 宗門校の筑紫女学園大学2年。同大学が春夏2回ずつ派遣する東北ボランティア研修の第11期(今年8月)に参加し、岩手県の仮設住宅や児童施設などで地元の人と共に過ごした。
 同学園高校時代の一昨年秋、ボランティア研修旅行で初めて被災地を訪れた。3年生だった。そこで心に残ったのが「何の力にもなれない悔しさと、ホテルの女将さんの『千年に一度の災害は千年に一度の学びの場』という言葉」。「必ずまた行きたい」との思いを強くし、昨年も研修に参加。今夏は3度目の東北になった。
 「筑女大が活動拠点としてきた『とうわボランティアの家』も4月で閉鎖してしまい、被災地のさまざまな環境が変わっていることを実感した。震災の記憶を風化させないためにも、大切な人がここにいるという思いを持ち続けたい」。福岡県粕屋町在住。
(本願寺新報 10月20日号より転載)

 

2014年10月4・5日「学園祭で念珠作り」〜千代田女学園〜

 「学園の特色である仏教を多くの人にアピールしよう」と宗門校の千代田女学園中学・高等学校(豊岡稔校長、東京都千代田区)は10月4、5日の学園祭で、初めて腕輪念珠作りのコーナーを設置。生徒や保護者などの来場者が「MY念珠」作りに挑戦(写真)。長蛇の列ができるほどの大盛況だった。
 念珠作りに参加した生徒たちは「色を選ぶところからひもを通すところまで全てオリジナルでかわいい念珠が作れたのはすごく楽しかった」と話し、仏教をアピールする初めての試みは大成功だった。
(本願寺新報 11月1日号より転載)

 

2014年10月4日「佐賀・敬徳高校が創立50周年式典」

 宗門校の伊万里学園敬徳高等学校(松尾政勲校長、佐賀県伊万里市)が創立50周年を迎えた。
 10月4日には、伊万里市民センターで記念式典を開き、650人が出席。本山からは石上智康総長が祝辞を述べた。
 同校は、佐賀教区松浦組が親鸞聖人700回大遠忌記念事業として昭和39年に創設。「和顔愛語」を校訓に、伊万里女子高校としてスタートした。50周年を機に「倫理指数日本一を目指して」と銘打ち新たな一歩を踏み出した。
(本願寺新報 11月1日号より転載)

 

2014年10月1日「千鳥ヶ淵法要 宗門校生徒作文」

 千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要に向け、宗門は毎年、全国の宗門校の中学・高校生から「いのちの尊さ」「非戦・平和の大切さ」をテーマに、作文を募集している。今年の最優秀作品には、「中学生の部」は岐阜市・岐阜聖徳学園大学附属中学3年の林拓実さん、「高校生の部」は神戸市・神戸龍谷高校2年の梶原望央さんの作品が選ばれた。2人は法要前に作文を読み上げ、参拝者に平和といのちの尊さを訴えた。その全文を紹介する。
(本願寺新報 10月01日号より転載)

中学生の部

「戦争と平和について」

岐阜聖徳学園大学附属中学校 3年
林 拓実

 小学校の卒業記念に、父と鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪れました。この会館には、陸軍特攻隊の遺影や遺品、遺書などが展示してありました。
 当時僕は、特攻隊という言葉を知っている程度でしたが、そこを訪れて愕然としました。特攻隊員は、爆装した飛行機を敵艦に体当たりさせるため、生還の可能性は薄く、戦死を前提で戦いに挑んだのです。若き兵士の遺影を見ながら、この人たちにも夢や希望があったと思うと、悲しくなり、気持ちが沈みました。その後、戦争と平和について意識するようになりました。
 最近では、内戦の続くシリアで取材中に亡くなられた、ジャーナリストの山本美香さんの書かれた『戦争を取材する』という本を読み、なぜ戦争が起こってはいけないのか、考えさせられました。
 この本には、山本さんが世界各地の紛争地を取材されたことが書かれていて、なかでも僕と同い年の兵士がいたことや、8歳の最年少兵士がいたことに衝撃を受けました。戦闘地帯から無事に戻り保護されても、少年兵士達は心に深い傷を負い、今も苦しみながら生活していると知りました。どの時代でも、どこの国でも、戦争を経験した全ての人は心に傷を負い、体の傷のようには簡単に治らないのだと知りました。
 山本さんがこの本の中で、「他人の気持ちを考える。これが、人と人の場合も国と国の場合も、争いを防ぐ大切なポイントです」と述べられています。このように他人の気持ちを考えることができれば、優しさや思いやりも生まれると思います。
 今の僕には世界中を平和にする力はありませんが、自分の周りを平和にしていく努力はできると思います。それはいつも笑顔でいることであったり、出会った人には自分から挨拶することであったり、何に対しても思いやる心を忘れないことであったりと、小さな事かもしれませんが、日々自分が関わる全ての人が幸せであってほしいと思うことが、世界の平和へと繋がっていくと信じたいです。
 全世界の、戦争で亡くなられた尊い命が無駄にならぬよう、僕なりにできる平和への努力を続け、平和であることを願っていきたいです。


高校生の部

「いのちの尊さ」

神戸龍谷高等学校 2年
梶原 望央

「誰か助けて」
と、心の中で何度も叫んだ。人のひそひそ話や視線が気になって、逆に強い口調で話したり、嫌な時は逃げ出す様に走って家に帰った。家に着くと、たまらず涙があふれ、大きな声で泣き叫んだ。呼吸するのも苦しいぐらい泣き続けた。何もかもが嫌で、全てを投げ出したかった。両親のどんな言葉も耳に入って来ず、「死にたい。放っておいて」と、叫んだ。学校や友達との事で上手くいかず、悩んでいる私には寄り添って話を聞こうとしてくれていた両親が、私の「死にたい」の一言で顔つきが一瞬にして変わった。「簡単に死にたいと言うな」すごく怒った声だった。
 次の休みの日、家族で出かけた。
「死にたいなら見せてやる。死ぬっていう事を」
と、車は父の運転で広島へ向かった。私には何の意味があるのか全くわからなかったが、平和記念資料館で見たものは、戦争の恐ろしさだけでなく、人の命や生き方にふれるもので、真っ黒に焼けこげた三輪車や弁当箱、やけどで肌がただれた痛々しい人の写真などは見ているだけで息が苦しく、見るのも辛くなった。そんな私に、
「この人達は、みんな苦しくても生きたかったんや。これが死ぬっていう事や」
 言葉では何を言っても伝わらないと思った両親が、私に向けた命の授業だった。そして、死にたいと言ったのに、死と向き合って怖くなって神戸に戻ったのを覚えている。
 今、あの時の自分とこれからの自分に言いたい。上手くいかない現状をどうにかしたいと思う事を〝死にたい〟という言葉に置きかえた事を恥ずかしく思え。生きているから喜びも苦しみも感じるんだ。どんな事があっても生きる事に価値があるんだ。与えられた命は、未来ある限り繋ぐんだ。

 

2014年10月1日「本多 花」〜千鳥ヶ淵法要に参拝した相愛中生〜

 千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要で献華をした宗門校の大阪市中央区・相愛中学2年生。「最近、父から沖縄戦や私と同世代の女子学徒隊が戦火に巻き込まれ、大勢亡くなったことを教えてもらい、戦争や平和について考えることが増えた。今日も、平和とは何かを考えるいい機会になった」と語る。
 同校は毎年、この時期に2泊3日の研修旅行を行っているが、今年から法要にお参りし、東京で研修を行うことになった。「築地本願寺に宿泊して、国会議事堂で模擬国会を体験した。いろんな体験ができて楽しい。初めての東京。観光名所も巡りました」と盛りだくさんの研修を楽しんだ。
 実家は真宗大谷派の寺院。「得度して僧侶となって、やさしい心を持ち、温かく受け入れてくれる父のような住職になるのが夢」と目を輝かせていた。
(本願寺新報 10月01日号より転載)

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