2014年3月8日「ハワイが好き!日本が好き!」
●米国ハワイ州ホノルル市で3月8日に行われたホノルル・レインボー駅伝に、宗門校のパシフィック・ブディスト・アカデミー(=PBA、ホノルル市)と筑紫女学園高校(福岡市中央区)の合同チームと、ハワイ開教区・開教使チームの2チームが参加した(写真)。
高校生チームは筑女が修学旅行でPBAを訪問したことを機に、全国高校駅伝に出場した3年生3人とPBAの2人でチームを編成。開教使チームは、開教125周年の今年、浄土真宗のみ教えをハワイに伝え根付かせた先人の思いを伝えようと参加した。120チームが参加する中、高校生チームは総合6位(学生部門では1位)、開教使チームは28位と健闘した。高校生は「絶景を楽しみながら気持ちよく走ることができた」、開教使は「公共のイベントで、ご縁の有り難さや大切さを伝えることができた」と感想を語っていた。
●PBAの生徒2人が1月7日から2月28日まで、姉妹校の龍谷大学付属平安高校(京都市下京区)に短期留学。生徒宅にホームステイし、日本の生徒と机を並べて学んだり、仏参などの宗教行事にも参加した。
留学したのはコキ・アチソンさん(写真左)とブレイン・仲宗根さん(同右)。PBAで日本語を学ぶ2人は「ますます日本が好きになった」と声をそろえる。コキさんは「ハワイに帰った後もインターネットで交流を続けたい」、ブレインさんは「電車通学や制服などを初めて体験。国語や宗教の授業はとてもおもしろかった」と流ちょうな日本語でそれぞれ感想を語った。
コキさんはハワイ別院、ブレインさんはワイパフ本願寺のメンバー。サンデーサービス(日曜礼拝)に家族で参拝している。「将来の夢はセンセイ(開教使)」というブレインさんは「摂取不捨の教えにであい、心が安らいだ。センセイを目指して、これからもお寺のお手伝いに励みたい」と目を輝かせていた。 同じく、PBAのサイ・ローレンさんが宗門校の進徳女子高校(広島市南区)に短期留学した。
(本願寺新報 4月1日号より転載)
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