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2010年10月12月

スポーツ
 

2014年1月10日「このままでは終われない」

豊田 まみ子 さん(筑紫女学園大学3年生)
「シャトルを落とさないことに集中」。接戦を制し障がい者スポーツのパラバドミントン世界選手権で優勝。

 ドイツで11月に開催された障がい者スポーツのパラバドミントン世界選手権の女子シングルスで優勝した。
 2年に一度開かれる同大会には世界39カ国から約200人が参加、決勝の相手はこれまで勝ったことがない日本人選手だった。1対1で迎えた最終ゲーム。20対20で延長戦となり、豊田さんが追いかける状態が続いた。「シャトルを落とさない。そのことだけに集中していた」。ラリーの応酬の末、25対23という接戦を制した。「終わってほっとした安堵感、その後うれしさがこみ上げました」と振り返った。
 生まれつき左手に障がいがあるが、母親の影響で小学4年の頃からバドミントンを始めた。中学で出場した県大会は一回戦で大敗、出場の喜び以上に悔しさを味わった。
 「このままでは終われない」と、本格的に励んだ。パラバドミントンにステージを移し、昨年のアジア大会で優勝。日本選手権では敗れたが、その悔しさをバネに世界選手権に臨んだ。
 宗門関係の筑紫女学園大学(福岡県太宰府市)の人間科学部に在籍。若原道昭学長から「本人はもとより支えてこられた家族、友人、指導者に敬意を表します。学園に明るいニュースが届けられました」と表彰状と記念品が贈られると、「多くの方々への感謝の気持ちをもって、これからもがんばります」と応えた。
 明るくにこやかな表情だが、コートに入るとアスリートの表情になる。学業では高校と特別支援学校の教員免許取得を目指している。夢は「2020年、東京パラリンピックでバドミントンが正式種目になり、その大会に出てメダルを取ること」と話す。21歳。
(本願寺新報 1月10日号より転載)

行事
 

2014年1月20日「農学部の新校舎龍谷大で起工式」

 龍谷大学(赤松徹眞学長)は先頃、2015年度に新設する農学部新校舎の起工式を瀬田学舎樹心館(滋賀県大津市)で行った。
 新校舎は鉄筋コンクリート造、地上3階建で、延床面積は1万1374平方㍍。50平方㍍規模の温室も5棟設置される。15年3月に完成予定。
 同学部は農作物の生命の仕組みを学ぶ「植物生命科学科」、農作物を育てる技術を学ぶ「資源生物科学科」、食の流通、農を支える地域と経済の仕組みを学ぶ「食料農業システム学科」、食の栄養と人の健康を学ぶ「食品栄養学科」の4学科で構成。
 人の「いのち」を育む食と、それを支え人々の豊かな暮らしに貢献する農の2つの観点から、それぞれの役割や意義を体系的に結びつけた教育を行い、食料の生産から流通に至るまでの過程や経路を正しく理解し「食の安全・安心」に資する担い手を育成する。
(本願寺新報 1月20日号より転載)
 

2014年1月20日「藤井 康平」〜龍谷大学吹奏楽部幹事長〜

 宗門関係の龍谷大学吹奏楽部幹事長。御正忌報恩講法要中の11日、恒例となった御堂演奏会を阿弥陀堂で行った。「年明けの初演奏会は本願寺、が部で定着している。御堂での演奏はビシッと身が引き締まります」とすがすがしい笑顔で語る。
 兵庫県西宮市出身。中学で吹奏楽(トランペット)を始め、同部常任音楽監督の若林義人さんにあこがれ龍谷大学を選んだ。「毎年、聞きに出掛けていたコンサートで指揮をされていたのが若林先生。今はその夢が叶って幸せな学生生活」と満足そう。
 「みんなで一つの音を作り上げる楽しさが吹奏楽の魅力。演奏を通した人との出会いは一生の宝」。
 これからは本格的に就職活動が始まるという。「吹奏楽で培った経験を生かし、広告業界で働きたい。人と人、モノとモノ、人とモノをつないでいくお手伝いがしたい」。社会学部3年生。
(本願寺新報 1月20日号より転載)

 

2014年1月12日「仏前で〝同窓会〟」〜筑紫女学園高校〜

 宗門関係の筑紫女学園高校(福岡市)の卒業生が1月12日、自分たちで企画したオリジナル成人式を母校で開いた。全国から170人が振り袖やドレス姿で集まり、2年ぶりの再会を喜んだ(写真)。
 勤行に続いて、平孔龍教諭が「校訓と共に聞いてきた『生かされて生きている』ということを、社会の中で気づいていく歩みをしてほしい」と法話。新成人代表で高柳真由さんが「導いてくれた先生、ともに歩んだ仲間への感謝を忘れず、しなやかで揺るぎない女性として生きていくことを誓います」と、成人の決意を表明した。新成人は、思い出の写真のスライドショーや恩師からのビデオレターなどで楽しんだ。
 この催しは毎年、卒業生が自主的に企画や内容を決めている同校の伝統行事となりつつある。実行委員長を務めた江頭由佳さんは「昨年夏から準備を進めてきた。みんなと一緒に過ごしたことをあらためて思い出し、共に新たな一歩を踏み出していきます」と話した。
(本願寺新報 2月1日号より転載)

 

2014年1月11日「ろうそくの灯りの中、大学で20歳の誓い」

 宗門関係の龍谷大学(赤松徹眞学長)は1月11日、京都市伏見区の深草キャンパス顕真館で第39回「成人のつどい」を開いた。成人式を迎えた400人の学生が参加し、大人としての新たな一歩を踏み出した。
 音楽礼拝が営まれ、尊前の灯火を参加者に配灯。その灯火だけの荘厳な雰囲気の中、全員で「成人として、真実に生き抜くものの自覚に立ち、建学の精神に基づいて確かな人生を築き上げ、社会に貢献する」と誓った(写真)。赤松学長は祝辞で「本当に大切なものは何か、なぜ生まれてきたのか、人生の意味など、本質的な問いを持つことを大切にしていただきたい」と期待の言葉を贈った。文学部の森下美花さんは「龍谷大学で仏教に出あえたことが一番よかった。自分のことだけでなく、落ち着いて周りの人のことも考えられるような大人になりたい」と抱負を話した。
 同日、宗門関係の京都女子大学(川本重雄学長、京都市東山区)、相愛大学(金児暁嗣学長、大阪市住之江区)でも成人のつどいが開かれた。
(本願寺新報 1月20日号より転載)

 

2014年1月10日「第58回全国児童生徒作品展」

全国257団体から7420点3部門で317点が入賞

 恒例の「全国児童生徒作品展」が御正忌報恩講法要期間の1月16日まで、本山・聞法会館3階で開かれています。58回目の今回は、全国の257団体から「絵画」「書」「作文・詩」の3部門に7420点(絵画=3277点、書=3545点、作文・詩=598点)の力作が寄せられ、317点が入賞しました。各部門の特選入賞者の表彰式は、1月13日逮夜法要前に御影堂で行われます。

           ◇

小学6年生の特選入賞作品を掲載します。

「祖父の戦友」
東京・国府台女子学院小学部 栗林 愛子(6年)

 七月、Fさんから手紙が届いた。祖父の戦友で、九十六歳。入院している。ぜひ会いたいと書かれていた。去年、私が記録した「祖母の空襲体験」の感想もある。私は「戦友」という言葉を知らなかった。早くに死んだ祖父の顔も、見ていない。だから、Fさんに会うのは、気が重かった。
 Fさんの、達筆だが読みにくい手紙を、父と解読した。Fさんは祖父より五歳上で、海軍の電探(レーダー)部隊だった。昭和十九年四月、西太平洋の小島に、一本の滑走路を守るため、上陸する。設営中、米軍の爆撃で物質のほとんどを焼失。制海、制空権は敵側で、救援、補給は望めない。すぐ、飢餓状態になる。珊瑚礁の地面は掘ると、濁った海水が出る。雨水を飲む。アメーバ赤痢、デング熱にかかる。ネズミ、トカゲ、カタツムリ、ヤドカリ、ハサミムシ、野草、海草、何でも食べた。砂地にカボチャ、サツマイモを植えた。しかし、足りない。衰弱する。味方にも、敵にも見放され、願うのは一瞬の死、「玉砕」。死は公平ではなかった。将校の生存率八割、兵は一割。Fさんに会おうと思った。会って、どうして生き抜いたか知りたかった。
 八月、父と病院へ行った。Fさんの容態はとても悪そうだった。横で、娘さん(おばあさんに見える)が世話をしていた。ベッドを起こし、私の足の先から頭のてっぺんまでほめてくれた。曲がった指で、空中に太平洋の地図を描きながら、話し始めた。米軍はガダルカナル、トラックを奪った後、この島を無視、本土に近いサイパン、テニアンを攻略し、すぐに飛行場を整備、そこから飛び立つB29が日本の都市を爆撃。広島、長崎に…。
「どんな人が生き残れるのですか」
「ずるい人、要領のいい人、正義感も、道徳心もない人」
意外だが納得した。次の瞬間、ぞっとした。あらためてFさんを見る。
 一日三十グラムの米では、生きられない。生きるため、食糧を盗む。各隊の畑、倉庫に銃を持つ歩哨が立つ。泥棒は射殺せよの命令。カボチャ一個、乾パン一袋を盗み、ヤシの木に針金で縛り付けられ、地下営倉に入れられ、殺された。その戦友の死を、口減らしと喜ぶ。Fさんは、まだ話し続ける。
 心がざわざわし、いたたまれない。なぜ人はこんなに残酷になれるのだろう。私の想像していた戦争は、ゲームやアニメから。勇敢な戦闘場面、名誉ある死。でも実際は、飢餓死、戦病死、海没死が大半だ。苦しみながら、無意味に死んでいく。美しいことなど何もない。なぜ戦争は悪いのか。戦争は、人の理性を自壊、自滅させる。汚いものだ。だから、戦争は絶対にいけない。
 九月、運動会の日、Fさんが亡くなった。点滴だけで、何も食べられなかったそうだ。
(本願寺新報 1月10日号より転載)
 

2014年1月10日「福永 美緒」〜本願寺の御煤払に参加した龍谷大生〜

 龍谷大学経済学部3年生。住民と交流しながら本山門前町の活性化に取り組む「龍谷大学門前町サークル」の代表。メンバー13人で「植柳まちづくりプロジェクトチーム」の一員として本願寺御煤払に初参加。「伝統行事に参加できてよかった。お寺が魅力的に見えるようになった」とニッコリ。
 同サークルでは〝伝承動物で京都をめぐるマップ〟の制作や、子どもの視点を通して町の良さを再発見するワークショップなどに取り組む。現在は〝平成の三十六人歌集〟を制作中。東西本願寺門前町の魅力を題材に短歌を募集し、その中から36首を選び歌集を作る。「皆さんもぜひご応募を」と呼びかける。
 短歌は1人5首まで。締め切りは2月20日。ハガキに住所・名前・年齢・連絡先を明記し、〒612−8577京都市伏見区深草塚本町67・龍谷大学経済学部内の同サークルまで。
(本願寺新報 1月10日号より転載)

 

2014年1月10日「阿部 加奈子」〜筑紫女学園高校修学旅行の団長務める〜

 先生から団長の指名を受け、「私でいいのかなと思った」と笑うが、参加者が雰囲気よく過ごせるように気を配りながら精いっぱい務めた。
 同校の修学旅行は5コースからの選択制。「自分の目で現状を見たいという思いがずっとあって、また、若い私たちが支援にいくことがとても大事な気がした」と、東北・関東コースに決めた。
 現地は想像以上だった。「何度も心が動かされ、何度も涙ぐんだ。自分が手を放したせいで…と涙ながらに話された時は、本当に津波が来たんだと、あらためてショックを受けた。これから自分ができることを一生懸命考えたい」と話す。
 将来の夢は建築家。被災地訪問を機に「人が安心して住める家を作りたい」と思い始めた。「被災された方には、これから本当に幸せになってほしい」と優しい笑顔で話す。
(本願寺新報 1月10日号より転載)

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