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2010年10月12月

スポーツ
  2013年2月22日「30年ぶりの快挙」〜龍谷大〜

 全日本学生スキー選手権(インカレ、岩手県八幡平市)3日目の2月22日、宗門関係の龍谷大学スキー部の石井翔子さん(4年)がクロスカントリー10㌔フリーで念願の初優勝(写真)。自身の全国大会優勝も初めてだが、関西勢女子の優勝も約30年ぶりという快挙となった。
 福井県勝山市出身で幼い頃からスキーに親しみ、中学生の時にクロスカントリーを本格的に始めた。3月14日の卒業を前にした学生最後の大会での優勝。「全国の舞台で初優勝できて本当にうれしい。卒業後もフリーで競技を続け、オリンピック出場を目指したい。まずは今年12月の冬季ユニバーシアードに向けて調整していき、一つずつ大会で結果を出して夢に向かっていきたい」と明るく語った。
(本願寺新報 3月20日号より転載)

行事
  2013年2月28日「同級生と最後の参拝」〜京都女高〜

 宗門関係の京都女子高校(林信康校長、京都市東山区)の3年生360人が2月28日、卒業報告のため本願寺参拝をした。
 参拝式は、生徒らが普段の仏参で行ってきた音楽礼拝の形で進められ、生徒たちは慣れた様子。礼拝後には本願寺派布教使の和氣秀剛さんが「あなたは一人じゃない、という阿弥陀さまのおこころに気付いて、たくさんの人に感謝の思いを伝えてほしい」と法話した。
 参拝式に先立ち希望者26人が帰敬式を受式。清水千夏さんは「友達に誘われて受けた。中学1年が私の〝仏教デビュー〟。いろいろ学び、一番おごそかな雰囲気を最後に味わうことができてうれしい。京女に入ってよかった」と喜ぶ。翌日が卒業式。参拝式終了後の境内は、仲間との別れを惜しむ元気な声が響いた(写真)。
(本願寺新報 3月10日号より転載)

  2013年2月20〜25日「福岡から東北へ」

筑紫女学園大学の学生が継続的にボランティア活動

 宗門関係の筑紫女学園大学(若原道昭学長、福岡県太宰府市)は2月20日から25日まで、東日本大震災の被災地を支援しようと学生10人が岩手県内でボランティア活動を実施した。  
 24日には陸前高田市を訪ね、「陸前高田花畑の会」が管理する花壇の整備を手伝った。同会事務局の紺野勝代さん(69)から「日本百景に数えられる名勝地だったが、津波で荒れ果ててしまった。少しでも彩りを取り戻したいと始めた花壇。訪ねて来てくださるボランティアの方々とのつながりが私たちの生きる勇気となっている」と聞き、学生たちは吹雪の中、流入物の木材を使った腐葉土作りに従事した(写真右上)。この後、仮設事務所で住民らとお茶会(同下)。花畑の会に参加する熊谷薫さん(76)は「何度も来てくれる筑紫女学園大学の皆さんの存在が、震災で疲弊する私たちの心の支えになっている」と学生たちに語った。学生たちは住民から、大切な人や土地を津波で失った体験、町を復興したいという思いを聞いた。ある女性が語った「人は人と人とが支え合ってしか生きていけない」という言葉を深くかみしめていた。
 2年生の平塚梨華さんは「東北を訪れ、人と出会ったことが自分を省みるきっかけとなった。今まで、生きていることが当たり前だと思っていたが、どれだけありがたいことかということを痛感した」と話す。
 同大学のこのボランティア活動は、昨年2月から始まり今回で5回目。学生たちは机上だけでは学ぶことのできない学びを得ている。

地元寺院などが活動費援助
 同大学のボランティア活動は、宗教教育部の教員らが中心となり昨年2月から行う。しかし、福岡県からの交通費は高額となるため、学校側も補助はしているが学生個人の負担額は5万円ほどになる。
 同部は「できるだけ多くの学生に、被災地での支援活動に参加してほしい」という願いのもと、「筑女ボランティア基金」を設立し、地元の福岡教区や教区内寺院などに協力を要請。教員らが寺院を訪ね、ボランティア報告会を開くなど情熱的に協力をお願いした。同教区が「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」の重点プロジェクトとして災害支援を実践目標と掲げることも後押しし、多くの寺院や門信徒が活動に賛同し、多くの寄付が寄せられている。そのおかげで今回の学生の参加費は、2万5000円にまで抑えられた。3月16日からも学生ボランティアの派遣を予定している。
 栗山俊之准教授は「寺院や門信徒の方々の、学生を温かくお育てしてくださる姿勢と支援に感謝している。大震災発生から2年の歳月が経過し、被災地支援の思いが風化してしまわないように現地を訪れさせていただきたい。現地はまだまだ厳しい状況、あらためて支援の継続を訴えていきたい。困難な人と現実に向き合うことが学生の財産になると思う」と話していた。
(本願寺新報 3月10日号より転載)

  2013年2月20日「龍谷大吹奏楽が3・11に演奏会」

駒澤大で大震災合同チャリティーコンサート

 宗門関係の龍谷大学吹奏楽部は3月11日、駒澤大学吹奏楽部と合同で東日本大震災「チャリティージョイントコンサート2013」を東京都世田谷区の駒澤大学記念講堂で開く。両大学は、全日本吹奏楽コンクールでの金賞受賞など国内屈指の実力と評され、コンサートでは龍谷大が4曲、駒澤大が3曲、合同で3曲の計10曲の演奏を予定している。
 両大学の音楽監督が師弟関係にあることから「被災地への思いを」と一昨年11月、滋賀県・びわこホールで東日本大震災チャリティーコンサートを合同で開いたのが始まりで、今回はその第2弾。会場で募金を行い、日本赤十字社を通して被災地に送る予定。
 これまでも、龍谷大吹奏楽部は宮城県南三陸町を訪ねてチャリティーコンサート(昨年3月)を開いており、隠岐翔一幹事長は「演奏を聞いてくださった方が元気になれるように精いっぱい頑張りたい。音楽を通して支援活動を続けていきたい」と意気込む。
 午後6時30分開演(開場は6時)。入場無料だが整理券の申し込みが必要。申し込みは龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部ホームページ(http://ryukoku-suisogaku.com)から。
 会場は東急田園都市線「駒沢大学駅」公園口より徒歩10分。問い合わせは駒大演奏会企画の藤原さん☎080(4366)9900。
(本願寺新報 2月20日号より転載)

  2013年2月20日「大橋 祐太」本願寺に卒業参拝した岡山龍谷高校生

 本願寺・御影堂で行われた卒業参拝の式典で代表焼香した。高校3年間は陸上部に所属し部活動に力を注いできた。「勉強が嫌いで高校に行くのも面倒くさかった自分が、この学校で陸上部の先生に出会い、鍛え直され、ちゃんとがんばろうと思った。けがの連続だったが、400メートル走のタイムを4秒縮めることができた。少しは成長できたと思う」と高校生活を振り返る。
 「入学式では『手を合わす』ことも知らなかった。紫のガウンを着た先輩が式典で献灯・献華している姿を不気味だと思っていた自分が、気が付けばその役をしていた」と笑う。
 春からは社会人の道を選んだ。「勉強するのが嫌だから」と照れ笑いを浮かべていたが、瞳は希望に満ちていた。
(本願寺新報 2月20日号より転載)

  2013年2月18日「卒業本山参拝で帰敬式」一生忘れられない貴重なご縁

 み教えを依りどころとして人生を歩むことを阿弥陀如来や親鸞聖人に誓う帰敬式(おかみそり)。浄土真宗の門徒として「仏祖に帰依崇敬の意」を表わす大切な儀式で、受式者には「法名」が授けられる。帰敬式は本願寺で毎日2回行われ、年間約1万5000人(海外開教区や直属寺院などでの臨時を含む)が、この儀式を機縁に門徒としての自覚をあらたにしている。2月18日には卒業奉告で本山参拝した宗門関係・相愛学園(大谷紀美子学園長、大阪市)の高校3年生と卒業年次の大学生、保護者の希望者114人が帰敬式に臨んだ。

  本山卒業参拝は戦後間もない頃から続く同学園の恒例行事。卒業後も仏教を人生の指針にしてもらいたいと生徒らに帰敬式の受式を勧めている。希望者が多いことから、近年は帰敬式を奉告参拝式の前に行っており、今年も高校3年生の約8割が受式するなど、「卒業参拝でおかみそり」が同校の伝統となっている。
 帰敬式は御影堂で行われ、制服姿の生徒らが整列し、厳かに営まれた。「南無帰依仏」「南無帰依法」「南無帰依僧」と全員で三帰依文を唱和、ご門主が合掌の姿勢で待つ受式者一人一人におかみそりをあてられた(写真上)。
 代表の田中玲羅さん(高3)が帰敬文を拝読し、「浄土真宗のみ教えをいただく者としての自覚と使命感をあらたにいたしました。親鸞聖人のお心を建学の精神とする相愛学園に学ぶ私たちは、お念仏のみ教えを大切にし、苦しみや悩みの多いこの人生を力強く生き抜きます」と誓った。
 ご門主がお言葉を述べられ、宗門関係校で学んだ生徒らに、帰敬式を機縁に仏教徒として心をあらたに、み教えを聞き学ぶ人生を送るよう切に願われた。
 参拝式の後、別室で法名の伝達が行われ、本山職員が「法名は、阿弥陀さまの願いとはたらきを説かれたお釈迦さまの『仏弟子』としての証。家庭のお仏壇やお寺のご本尊さまに奉告してください」と説明し、生徒らに法名が手渡された。法名を大切そうに受け取った生徒らは、早速お互いの法名を見せ合いながら、笑顔を見せていた(同下)。
 片淵志保さん(高3)は「正直に言うと、法名をいただく意味や仏弟子としての自覚という言葉は私にはまだ難しい。けれど、一生忘れられない貴重なご縁、これからじっくり味わっていきたい」と笑顔で語った。娘の和花さんと一緒に受式した島田泰子さん(45)は「中高6年間、相愛でお世話になった娘とともに私もみ教えに触れ、多くの学びをいただいた。帰敬式のご縁に恵まれ、あらためてさまざまなご縁の中で生かされていることを大切に受け止めたい」と親子でみ教えに育まれる喜びを語った。
 相愛高校の卒業式は2月21日に行われ、111人が学びやを後にした。
(本願寺新報 3月1日号より転載)

  2013年2月16日「繁昌亭で落語会」〜龍谷大校友会〜

 龍谷大学の卒業生でつくる校友会の「大阪・中央支部」(山郫一夫支部長)は2月16日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で第4回龍大落語会を開いた。大阪在住の卒業生掘り起こしと、母校PRのため、同大学出身の林家染二さんを招いて毎年開いているもので、同大学関係者や落語ファンなど150人が参加した。
 染二さんは時折、龍谷大学の話題を織り交ぜながら、「寝床」と「天神山」を熱演。最後は「龍大のお客さんへの特別サービス」と「かっぽれ」を踊った(写真)。
 山郫支部長は「今回は校友会同士の横の連携をと、大阪・枚方支部に協賛いただいた。また、初の繁昌亭での開催で、口コミで当日申し込みのお客さんもたくさんおられた。好評なので続けていきたい」と話した。
(本願寺新報 3月1日号より転載)

  2013年2月14日「木村 華」相愛高校卒業参拝で帰敬式を受けた

 宗門関係の相愛高校で学んだ証として帰敬式に臨んだ。「4歳上のお姉ちゃんも卒業参拝で母と2人で帰敬式を受けたので、私もおかみそりは卒業参拝でと決めていました」と喜ぶ。
 法名を受け取るとすぐに職員のもとへ。「法名についてよく知りたかった。み教えを素直に聞く生き方をしなければと受け取りました」。
 「母は帰敬式を受けてから、私が落ち込んでいると『仏さまが見ていてくださるから大丈夫』と励ましてくれるようになった。仏さまを依りどころとする強い生き方って、こういうことなのかな」と瞳を輝かせる。
 高校では音楽科でピアノを専攻、春からは相愛大学に進学し学びを深める。み教えと共に歩んでほしい。大阪市西区在住。
(本願寺新報 3月1日号より転載)

  2013年2月12日「本山に【卒業旅行】」

岡山龍谷高校3年生が本願寺と龍谷ミュージアムで学ぶ

 宗門関係の岡山龍谷高校(津田美津子校長、岡山県笠岡市)の3年生156人が2月12日、本山へ卒業参拝に訪れた。御影堂で行われた参拝式で生徒代表の保坂奈穂さんが、「初めて本願寺に参拝し、親鸞聖人のみ教えに出遇うことができたのが(入学参拝の)3年前。命の大切さ、人への思いやり、自分を見つめることなどを3年間の高校生活の中で学び、特に宗教の授業や宗教行事を通して、より深く学ぶことができました。私たちは、親鸞聖人のみ教えに感謝し、学んだ多くのことを今後の人生に生かしていきたいと思います」と卒業奉告した。
 この後、会場を移し勉強会。龍谷大学の入澤崇教授が「上質な人生」と題し話した。「仏教は何を教えてくれたのか」と生徒たちに語りかけ、「人間の質を高めるには学びが必要。生きていく上で本当に大切なことは何だろうと常に問うことが本当の学び」とメッセージを贈った。
 本山前の仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」も見学(写真)。宇野真美愛さんは「教科書に載っているものを実際に見ることができて感動。装飾品が細かくてとてもきれい」と喜んだ。中務愛さんは「高校で初めて学んだ仏教は、楽しかった。それまでは縁のない分野だったが、『利他』という言葉がとても心に残り、他人のために一生懸命になってみようと思った。卒業後は社会人になるが、仏教を高校生のうちに学べてよかった」と話した。
 同ミュージアムでは現在、企画展「若狭・多田寺の名宝」を開催中。「多田寺の秘仏本尊」など50点ほどが展示されている。4月7日まで。
(本願寺新報 2月20日号より転載)

  2013年2月10日「河内 菜那」神戸龍谷高卒業式で本願寺賞を受けた

 神戸龍谷高校を卒業した。「バスケットボールと過ごした3年間でした」と振り返る。卒業式では学業成績優秀者で、生徒会・部活動などでも活躍した人に本願寺が贈る「本願寺賞」を受けた。
 「部活動の時間が一番長かった」。毎朝5時半に自宅を出て朝練した後に授業、夜9時に帰る生活を3年間続けた。「バスケも勉強もがんばろうと思った」と、1日も休まずの皆勤賞。インターハイにも出場した。「バスケで、周りに自分の思いをうまく伝えることや、伝え方、心の持ち方を学んだ。そして、悩んだ時は仏さまの話を思い出し〝周りではなく自分を問うんだ〟と思い返した」と話す。
 「いろんな方に支えられてきた。高校最後に一番いい賞をもらえてうれしい」と喜んだ。将来の夢は「小学校の先生!」と目を輝かせる。
(本願寺新報 2月10日号より転載)

  2013年2月10日「ティアラはクイーンの証」

 京都女子中学の第38代かるたクイーンに輝いた足立琴美さん(写真中央)と、準クイーンの有馬佑希那さん(同左)と小川麻美さん(同右、全員3年)。
 足立さんは2年連続のクイーン。「コツは上の句と下の句の語呂合わせ。秋からお母さんと1日2回練習してきました」とティアラを載せニッコリ。
 「素早い動きが重要でスポーツ感覚で楽しめる」と有馬さん。足立さんに借りた人気マンガで百人一首の大ファンになり、ひと月で上達した。
 小川さんは「昨年は頑張ったのに上位に入れず悔しかった。負けず嫌いなのでいっぱい勉強しました」と晴れやかなスマイルを見せた。
 京女中の「伝統行事」に名を刻んだ3人。取材中も多くの生徒から祝福を受けていた。
(本願寺新報 2月10日号より転載)

  2013年2月10日 高校生&先生が語る「宗門関係学校に学んで」

 仏教や親鸞聖人の浄土真宗のみ教えに基づいた教育を行う宗門関係学校(宗門校)は現在、日本とハワイに27学園70校あります。幼稚園から大学まで約7万人が、授業や行事を通して自分と向き合い、さまざまな出会いや貴重な体験をしています。「宗門関係学校に学んで」と題して、5人の高校生に学校生活で学んだことなどを作文にしてもらいました。また今回、初めて宗門校の教壇に立つ先生にも宗教に触れて感じたことを書いてもらいました。
(本願寺新報 2月10日号より転載)

すべての人に感謝
福岡・敬愛高校3年 酒井 聖子
 3年間、敬愛高校で仏教を学んできました。私は仏教の授業が好きでした。
 仏教の授業では、いのちのことや生きるということについて、たくさん考えることができました。そこにあることが当たり前と思い、日々の生活の中で忘れてしまっている大切なことに気付かされたり、今までの自分の考え方と違う見方や考え方を教わったり。仏教の教えを聞かせていただくたびに、私の中に新しい世界が広がっていきました。そして、家族や周りの友達、私を支えてくれているすべての人への感謝の気持ちが大きくなりました。
 宗門校だからこそ経験できた仏教の授業や行事を通し、お釈迦さまや親鸞さまのみ教えに出あえたことは、本当に有り難いことであったと思います。  敬愛高校での学びは、私の財産です。これからの人生、どんなときも、宗門校で学んだことを大切にしながら、生かされているいのちを精いっぱい生きていきたいと思います。


 

「縁起」と「感謝の心」学ぶ
北海道・双葉高校3年 千葉 結菜
 私が3年間宗教を学んだ中で最も印象に残っているのは、宗教の時間に仏教の「縁起」という教えや「感謝の心」を持つことの大切さを学んだことです。 私たちはつい自分一人の力で生きているのだと考えがちです。確かに私たちは代わりたくても代わることのできない「孤独」な存在です。しかし、私たちは自分一人の力で生きているわけではありません。無数のいのちの結びつきである「縁」の中に「生かされている」存在なのです。私はこの当たり前のことを宗教の時間で再確認しました。
 いま世界では、国家や民族、宗教などの違いによって悲惨な争いが続いています。これを解決していく知恵こそが、仏教の共生思想の教えであり、お互いが助けあって社会を築きあげていくことの大切さであることを学びました。
 また、縁あって双葉高校に入学して、仏教と親鸞聖人の教えにふれることができたこと、素晴らしい友人に出会えたことに感謝したいです。


 

自分の行動を振り返る
ハワイ・パシフィック・ブディスト・アカデミー3年 
ケイト スクラバスィ

 パシフィック・ブディスト・アカデミー(PBA)で、私を変えてくれたことは、黙想することです。週に2回、黙想する授業があり、授業の合間にも折々に行われています。
 私はキリスト教系の学校からPBAに転校してきたので、最初の頃は、自分の行動について考えるというこの習慣に、なかなかなじめず、そうすることの意味がほとんどわかりませんでした。
 当時、私は自分と他の生徒との間にトラブルが生じても、その原因の一端が自分自身を理解していない私にあるということを認めようとはしませんでした。
 例えば、私がクラスメートに嫌な態度をとったとします。そういう場合、PBAと他の公立学校やキリスト教系の学校では、結末がまったく異なります。PBAでは、自分の行動について黙想するよう言われます。そうすると、私は相手の生徒のことをより深く理解するようになれるのです。
 PBAで2年間を過ごし、クラスメートとの関係はずっと良くなりました。私にとって黙想の時間は、自分の行動を振り返り、それが他の人たちにどんな影響を与えるかを考える大切な時間です。


 

「仏教を学ぶのに最適」
京都・龍谷大学付属平安高校2年 山本 顕生
 和歌山県の寺院に生まれ、仏教や親鸞聖人について詳しく知りたくて、宗門校の龍谷大学付属平安高校へ進学しようと思いました。
 高校は、西本願寺や龍谷大学のすぐそばにあり、仏教を学ぶために最適です。花まつりや宗祖降誕会、報恩講などの宗教行事は、他の学校では体験できないことを体験できるのも魅力です。宗教行事は、全生徒が一緒に手を合わせ、大きな声でおつとめをします。たくさんの人の法話を聞くことができる大切な機会です。
 また、週に一度の仏参では、みんなの前で調声をします。とても緊張しますが、大勢の人の前で調声をすることなどなかったので、とてもよい経験となりました。
 授業では、仏教史や真宗史など専門的に学んでいます。内容はとても難しいのですが、大切なことばかりなので、ビデオを見たり、図書館で調べたりして理解を深めています。
 これからも宗門校の生徒の一人として、勉学に励み、学んできたことを生かし、世のため人のために生きていければいいなと思っています。


 

「当たり前」は「有り難い」
富山・高岡龍谷高校3年 松野 久美
 高岡龍谷高校への入学が決まった頃、私は宗門校についてあまり深く考えてはいませんでした。そのため、入学式で聖典と念珠をいただいたり、月に一度、宗教行事が行われていることなどを知り、驚きの連続でした。
 初めは慣れないことに戸惑ってばかりでしたが、他の学校では学ぶことのできない「生や死」「いのちの大切さ」について、今まで考えたことがなかったことも、宗教行事や人間学の授業を通して学んでいるのだと、次第に思えるようになりました。
 あらゆる生きもののいのちが大切だということは漠然とわかっているつもりでしたが、仏教の教えやさまざまな方のご法話などを通して、当たり前だと考えていることが実は有り難いことだと気付かされ、自分自身を見つめることができました。かけがえのない「いのち」について、深く考える時間が持てたのは、とても貴重なことでした。3年間で学んだことを、これからの人生でもいかしていきたいと思います。


 

宗門関係学校の良さ
福岡・筑紫女学園高校 社会科教諭 松永 知恵子
 宗門校の教員として働き、宗門校の良さを実感する時は、いのちについて考える機会が多くあることです。
 筑紫女学園では、各学年、毎週1回朝に礼拝を行います。また、毎月1回、親鸞聖人の月命日(16日)に近い日を「感謝日」として行事をしています。
 これらの行事では、お経を唱え、聖歌を歌い、そして校長先生や宗教科の先生方などから法話をいただきます。法話の内容はさまざまですが、共通しているところは、私たちの身近な話題からいのちの尊さや他者への思いやりの大切さを結びつけてお話ししてくださるところです。
 仏教の思想と結びつけてお話ししてくださるのはもちろんですが、植物好きの校長先生のお花に関する話題は、仏教的ないのちのとらえ方に通じるところがあります。
 さまざまな立場の先生方から、さまざまな観点でいのちについてのお話を聞くことにより、いのちについて考える機会に恵まれる環境にあるのは、宗門校ならではの良いところだと思っています。


 
27学園に7万人が学ぶ(龍谷総合学園加盟学園)

[北海道]
旭川龍谷学園(旭川龍谷高校)  札幌龍谷学園(札幌龍谷学園高校)  北海道龍谷学園(双葉高校、同中学)
[東 京]
千代田女学園(千代田女学園高校、同中学)  武蔵野大学(武蔵野大学、武蔵野女子学院高校、同中学、同大附属幼稚園)
[千 葉]
平田学園(国府台女子学院高等部、同中学部、同小学部)
[富 山]  
藤園学園(龍谷富山高校、藤園幼稚園、藤園南幼稚園)  清光学園(高岡龍谷高校、ひかり幼稚園)
[石 川]
藤花学園(尾山台高校、藤花幼稚園)
[福 井]
北陸学園(北陸高校、同中学)
[岐 阜]
聖徳学園(岐阜聖徳学園大学、同大附属中学、同小学校、同幼稚園、岐阜聖徳学園高校)
[京 都]
龍谷大学  京都女子学園(京都女子大学、京都女子高校、同中学、同大附属小学校、京都幼稚園)  平安学園(龍谷大学付属平安高校、同中学)
[大 阪]
相愛学園(相愛大学、相愛高校、同中学)
[兵 庫]
成徳学園(神戸龍谷高校、同中学)  睦学園(兵庫大学、須磨ノ浦女子高校、神戸国際高校、同中学、同大附属加古川幼稚園、同須磨幼稚園)
[岡 山]
淳和学園(岡山龍谷高校)
[広 島]
崇徳学園(崇徳高校、同中学)  見真学園(広島音楽高校、見真幼稚園)  進徳学園(進徳女子高校)
[福 岡]
鎮西敬愛学園(敬愛高校、同中学、同小学校、同幼稚園)  筑紫女学園(筑紫女学園大学、同高校、同中学、同大短期大学部附属幼稚園)
[大 分]
扇城学園(東九州短期大学、東九州龍谷高校、同短大附属幼稚園)
[佐 賀]
佐賀龍谷学園(九州龍谷短期大学、龍谷高校、同中学、同短大付属龍谷幼稚園、同保育園)  伊万里学園(敬徳高校)
[ハワイ]
パシフィック・ブディスト・アカデミー
  2013年2月9日「園児招いて公演」〜筑紫女学園大〜

 宗門関係の筑紫女学園大学(福岡県太宰府市)で2月9日、周辺の幼稚園・保育園園児や保護者ら200人を招き「保育士課程修了公演CHIKU JOY」が開かれた。今年で8回目。
 学生が同課程で学んだ理論や実践を生かして企画。昨年6月にオリジナルの脚本を作り、8カ月間の練習を重ねて作り上げた創作劇「にじいろのクレヨン」を、39人の学生が演じた。会場の子どもたちも一緒になって体を動かし楽しんだ(写真)。
 出演者や裏方、広報活動すべてを学生が務めた。古賀唯香実行委員長は「たくさんの不安、作り上げていく中でのいざこざなど、あきらめようと思ったこともあったが、最後は39人の仲間が支えになった。私たちは人のつながりの大切さを実感した」とお礼の言葉を述べていた。
(本願寺新報 3月1日号より転載)

  2013年2月1日「宗門関係の3校が【ボランティア賞】」

ボランティア活動を行う12歳から18歳までの青少年に贈られる第16回「ボランティア・スピリット賞」を宗門関係の3校のサークルや生徒が受賞した。  受賞したのは、北海道小樽市・双葉高校の奉仕活動同好会、福井市・北陸中学高校の弓道部、富山県高岡市・高岡龍谷高校3年の棚田美喜子さん。受賞した生徒は「皆さんが笑顔で楽しい時間を過ごせるよう、これからも笑顔を届けたい」と声をそろえていた。

 

高齢者施設でダンスを披露 北海道 双葉高校
 双葉高校の奉仕活動同好会は、社交ダンスを取り入れた異年齢交流「ダンスでエクササイズ」を高齢者施設で行う(写真)。
 このほか、平成7年に同校生徒が交通事故死したことを機に年3回、交通安全運動の実施やJR南小樽駅での花壇作り、市内観光地の清掃、上靴をリサイクルして海外の子どもを支援する活動などをしている。


弓道大会参加費ユニセフへ寄付 福井 北陸中・高校
 北陸中学・高校は「弓は地球を救う」をキャッチコピーに年1回、あらゆる年齢層の弓道愛好家が一堂に集う「ユニセフチャリティー弓道大会」を2001年から開く。
 世界の子どもたちの笑顔のため、参加費を日本ユニセフ協会に届けている。昨年4月の大会は過去最多115チーム343人が参加し、17万13円を同協会に寄付した。


仮設住宅へ図書を贈る 富山 高岡龍谷高校
 高岡龍谷高校の棚田美喜子さんは、一昨年から高岡教区災害支援隊に加わり、東日本大震災の被災地で支援活動を行う。被災地からの子どもの受け入れや、仮設住宅に図書館を作るために本を寄贈する活動を行っているほか、地元の障害者スポーツ大会や行事をサポートする。また、同じ活動を行う同校ボランティア部2年の吉田奈津子さんは、中日新聞社主催の中日ボランティア賞を受賞した。
(本願寺新報 2月1日号より転載)

  2013年2月1日「龍谷総合学園総会」

 宗門関係の27学園で組織する龍谷総合学園は先頃、理事会・総会を開き、予算や事業計画を決議した。
 総会では、各学園の校長らが東日本大震災のボランティア活動について報告。学生や生徒によるボランティア活動は、今後も相互の情報交換をしながら、各学園が積極的な支援活動を続けて行くことなどを話し合った。
(本願寺新報 2月1日号より転載)

  2013年2月1日「染谷 千秋」築地本願寺成人式に出席

 「クラスメート、聖歌の合唱、仏さまの話…高校時代を思い出した」と喜ぶ。  宗門関係の千葉県市川市・国府台女子学院高等部出身。明治大学国際日本学部で〝世界の中の日本〟を学ぶ。「高校の朝礼で聖徳太子の憲法十七条を繰り返し読んだ。外国人に比べて日本人は和を重んじると言われるが、この根本は太子が示された『以和為貴』の仏教の思想。高校での学びが、日本文化を考える今につながっていることが誇らしい」と話す。
 築地本願寺のスタッフに何やら相談していた。「外国人やいろんな人と幅広く関わってイベントを作り上げていくことに興味があるので、仏青活動について聞いていました。次の大きな活動は花まつりと聞いたので、機会があったらぜひ参加したい」と笑顔を見せていた。千葉県船橋市在住。
(本願寺新報 2月1日号より転載)

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